子どもの矯正治療

今、子どもの矯正治療がとても普及してきているようですhappy01.gif

うれしいことなのですが、心配な面もありますgawk.gif

いつも言っているように、子どもの矯正治療には確立された治療法が提示されていないからです。

インフルエンザなら、専用の検査キットがあって、その結果により投薬するお薬が決まっています。

どこのお医者さんでも、それほど大きな差なく治療をしてもらえます。

矯正治療はそうではないのです。

命に関わらない分野なので、矯正治療を受ける側も提供する側も安易に考えがちですが、小さい頃の矯正治療は、お子さんのお口の健康だけでなく、全身の健康、そして、精神面での健康にも大きな影響を与えます。

*開始前にきちんとした検査が行われているか?(治療法は顎の形の特徴や大きさ、歯の形、大きさ、生え方などによって、変わってきます。)

*治療のゴールはどこなのか?(これでもう大丈夫と断言できるのは、高校卒業の頃でしょう。)

*どこまで対応してもらえるのか?(将来、外科的矯正治療といって、手術を併用しなければならなくなる場合もあります。)

*成長発育の途中で起こりうるリスクをすべて想定できているか?

などなど、初診相談、その後の検査、診断時の説明で、きちんと確認してから治療を開始してもらいましょう。

「あまりわからないまま、安易に始めてしまって、、」と、中学生や高校生になって、意見を求めて相談に来られる方が増えてきているように感じますので、注意していただきたいと思っていますnote.gif

 

 

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