イノウエ矯正歯科の特徴その6は、院長が女医で、もちろん衛生士も女性なので、女性だけの診療所ということでしょうか?男の先生がいい。という方にはごめんなさい。
でも、女性だけの診療室というのがいい。と言ってくださるOLの方がたくさんおられます。昨日は、子供たちとお母さんの気持ちがわかるというお話をしましたが、若い女性の気持ちも、女性同士、わかりあえます。
結婚式捻を控えたYさんは、出っ歯をとにかく結婚式までになんとかして、結婚式を終えた後、仕上げに入りました。妊娠したKさんは、9ヶ月めまで通院していただき、1ヵ月の半の出産休暇の後、赤ちゃんを胸の上に置いて治療再開です。小さなお子さんを連れてこられるお母さんの周りで、子供たちはゆっくり本を読んだり、お母さんに上に乗っかったり、託児所に預けていただかなくても、じゅうぶん治療は受けていただけます。応援団がいっぱいの光景は、微笑ましいな。って、子育てが終わってしまった私は、いつもうらやましく眺めています
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中学生や高校生の娘さんの治療が成功したのを確認して、開始される40代、50代のお母さんは、私と同年齢。なんだ、かんだ言いながら、楽しく治療を進めます。私も43歳の時、再治療を経験しているので、うれしいこともつらいことも、自分のことのようにわかります。
そんなこんなで、女性どうし、楽しく治療を受けていただけるのが、イノウエ矯正歯科の特徴その6でした。
注:男性の患者さんももちろんおられますし、いつでもwelcomeです
日: 2008年7月28日
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イノウエ矯正歯科の特徴(その6:女医と女性スタッフだけの診療室です。)
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イノウエ矯正歯科の特徴(その5:愛と英知のメッセージを大切にしています。)
昨日の子育て矯正歯科と関係してきますが、今日は、”愛と英知”のお話をさせていただきます。
”愛と英知の子育て”というメッセージを送っておられるのは、精神科のお医者さんの服部祥子先生です。私が、出産を期に仕事をやめようかどうか迷っているときに、服部先生の”親と子”というご著書にめぐり合いました。私はこの本を読んで、仕事を続けようと決心し、その後も、迷ったときには何度も読み直していました。私が今日あるのは服部先生のおかげと言っても過言ではありません。
その服部先生のメッセージ”愛と英知の子育て”というのは、子育てには、子供に対するあふれるほどの愛といっしょに、正しい知識や冷静な判断力の両方が必要なのですよ。という意味です。
くしくも、有名な科学者カールセーガンの奥様であって、ご自分も科学者のアン・ドゥルーヤン先生が、”人が幸せになるためには、科学的思考と愛とが車の両輪のように必要なのです”と同じようなメッセージを唱えておられるのにも遭遇しました。
私は、このお二人のメッセージを、自分の子育てにも、そして診療所にも、大切なメッセージとして心に刻んでいます。講演依頼を受けたときには、いつも紹介しているくせに、患者の皆様やご家族にはご紹介できないことに気づきました。ごめんなさい。
子育てはなかなかうまくいかないことも多い(うまくいかないことばかりでした!)のですが、常に正しい知識と物事を鵜呑みにしない冷静な判断力、そして愛
とを、両方兼ね備えることが大切なのだと思います。毎日の診療も同じだと思っています。衛生士にもこの言葉は常に言い聞かせています。
子育てはほとんど終わりましたが、イノウエ矯正歯科での診療には、ずっとこのメッセージを大切にしながら、取り組んでいきたいと思っています。