日: 2010年7月8日

  • 保健主事・養護教諭夏期研修会での講演

    保健主事・養護教諭夏期研修会で、私は、顎関節症と不正咬合について、お話してきました。

    顎関節症と不正咬合も、健診に加えられて久しいのですが、軌道にのっているとは言いがたいのが現状です。

    不正咬合の問題点を発見してあげることは、その子が大きくなって困らないために、とても大切なことなのです。

    小さいときに、対応してあげられたら、外科的矯正治療(骨切りを併用して矯正治療をする方法)を回避できただろうに、顎関節症にならなくて済んだのに、という例がたくさんあるのです。

    ですから、もっとわかりやすいシステムを作ることが望まれます。

    さらに、受け皿になる矯正歯科のドクター側も、ガイドラインを作って対応する必要があります。

    矯正治療には保健が適応されないので、御父兄の方に、そのあたりを御理解いただくことも、重要です。

    難しそうだけど、少しずつ私なりの意見を出していってみようと思っています。