日: 2010年10月21日

  • 矯正治療をしない判断も正確に

    昨日、初診相談のNちゃんは、小学5年生。

    思春期成長期真っ只中の、伸び盛りのお嬢さんで、

    この夏休みに、かなり身長が伸びたとのこと。

    それに伴い、顔がゆがみ、かみ合わせも気になるようになり、

    あちこちを受診して、紹介されてイノウエ矯正歯科に辿り着かれました。

    以前、「一期治療はしないで、将来の外科的矯正治療待つように」

    と、数件で言われたという小学2年生の女の子の一期治療をお引き受けして、

    無事、手術を受けなくても良い状態にできたという経験はありましたが、

    Nちゃんは、小学5年生で、すでに、かなりの難しい状態になってしまっていて、

    矯正治療単独では難しい状況でした。

    近くの開業医さんに、小さい頃お連れになったときは、「もう少し待つように」 と言われたそうですが、

    これでいいのかな?と思ったら、是非、複数のドクターの意見を聞いていただきたいな。と思いました。

    矯正治療を開始するのも、しっかりした判断が必要ですが、しないで待つことにも、

    しっかりした判断が必要だ。ということを、つくづく感じました。