日: 2012年7月2日

  • 土曜日に初診相談に来院されたM君。

    高校2年生で、お母さんといっしょに来られましたnote.gif

    お母さんが、「小学生の頃、私は矯正に連れて行きたがったが、

    本人が嫌だと言っていたので、そのままになって、ようやく

    自分から行きたいと言い出したので、受診しました。」

    とおっしゃってました。

    残念なことに、Mくんは、顔や顎の非対称が著しく、

    手術が望ましい状態になっておられましたthink.gif

    子どもの頃なら、なんとかしてあげられたかもしれません。

    そうなんです。

    もちろん、お子さんの気持ち尊重することも大切ですが、

    一度、相談にだけでもお連れいただければよかったのにと

    残念に思いました。

    放置してもなんとかなる症例と、

    絶対に放置してはいけない症例があるのです。

    お子さんも理由がわかれば、初めは嫌だと思っていても、

    積極的に取り組めると思います。

    適切な治療が適切な時期に受けられるよう、

    気になったら、相談にだけでもお連れいただきたいと、

    しみじみ思いました。