HPの新しい項目”矯正治療とは?パート2”にも掲載していますが、歯並びが悪いと、若い間はなんとか持ちこたえられても、中年を過ぎた頃から、弊害が大きく出てきます。といつもお話しています。
昨日の初診相談におみえになった中学一年生のRちゃんのお母様が、私が常日頃お話していることを、裏付けてくださるようなお話をしてくださいました。
「父親やおばが同じような歯並びなんです。50歳を超えて、急にいろいろと問題が出てきて、たいへんそうです。この子も、少しずつ出っ歯がひどくなってきている気がします。」
舌や口唇の癖が原因となっている出っ歯なので、昨日より今日、去年より今年とだんだん悪くなって、その悪化の速度は歯周病が始まりだすと、加速度がついてきてしまうのです。
舌癖や口唇癖を治しながら矯正治療をして、生涯にわたるお口の健康を獲得するために、Rちゃんもがんばってくれることになりました。
月: 2008年8月
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歯並びの悪い人が中高年になると。。。
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治療期間はどれくらい?
治療期間(複雑な矯正装置がついている期間)はどれくらいですか令とよく質問されます。一言では答えられないのですが、平均的に、非抜歯で約1年、抜歯で約2年と答えることができると思います
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でも、いろいろオプションがついた場合、たとえば、上の奥歯を先に後ろへ移動しておかないといけない。とか、奥歯の上下のすれ違い咬合を治しておかないといけないとか。そうすると、3ヶ月ないし6ヶ月延長します。
デーモンなどのフリクションフリーのブラケットが出てますので、7割から8割、従来のものよりも期間短縮できますが、最も効果的に抜歯後のスペースに犬歯を移動できるのは、セクショナルワイヤーと言って、ダイレクトに犬歯だけを牽引する方法です。
長くなりそうなので、続きはまた明日。
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知覧
今日は終戦の日、ふと、2,3年前に行った鹿児島の知覧を思い出しました。特攻隊で亡くなられた少年の手紙や遺品が展示されてあり、一歩踏み入れた瞬間から、最後まで涙が止まりませんでした。
日本ではどうかすると、すぐに軍国主義という言葉が出てきて、愛国心が、国粋主義とごっちゃにされてしまって、日本の古き良き伝統までもが、非難されてしまいそうな部分もあって難しいのですが、今の若い人たちに、一度、知覧を訪れてほしいと思います。
ご両親へ宛てた手紙の文章、文字の美しさ、それはそれは、心打つものがあります。忘れてはならない戦争の犠牲者の足跡が残されています。
”和”という文字が好きです。宗教戦争をしている国に、”和”を届けたいと思います。毎日の生活でも”和”を大切にしたいと思います。
そして、戦争で亡くなった人のご冥福を心よりお祈りします。
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夏休み
今年の夏休みは、たまっている仕事を片づけながら、ときどきオリンピックの応援をしながら、夕方ちょこっとテニス
に行ったりしながら過ごしています
。
7日木曜日から14日木曜日までの夏休みなので、15日、16日は診療します。どこか痛いところができてしまった人は、15日に診察することができるので、連絡してきてくださいね。
旅行に出る夏休みもいいけれど、家でのんびりする夏休みもまんざらでもないなぁ。。って思っています
。
残りの2日間、お墓まいりなどしながら、15日からの診療に向けて、エネルギーを充電しておきますね。
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抜歯して治療してよかったのでしょうか?
昨日、アメリカで娘さんの矯正治療を済ませた後のフォローをしてほしいというお電話がありました。
その時に、お母さんからこんな質問を受けました。
「アメリカだったので、なんのためらいもなく、抜歯して治療を受けたのですが、抜歯してもよかったのでしょうか?井上先生は歯を抜いて治療を受けたとHPで読みましたが、今も大丈夫ですか?」
私はお答えしました。
「抜歯してきちんとした治療を受けることができれば、何の問題もありません。もちろん、抜かない治療を第一に考えますし、強く非抜歯をご希望される場合はできるだけご希望に添うようにしますが、むしろ抜歯した方が良い治療成績が得られると判断した時は、抜歯をお勧めしています。自分の娘も抜歯して治療しました。」
ネット上では、抜歯がよくない。という情報もあったりしますが、11歳で抜歯して治療を受けた私は、その後約40年、15歳で治療した娘は、その後約6年、笑顔自慢(というか、笑ってブチャイクさをごまかしてる?)の母娘は、かたーーいフランスパンを喜んでかじってます
。
でも、実際に、他の医院で歯を抜いて治療を受けた人が、上の前歯の角度のコントロールが不十分だったり、奥歯と前歯しか当たらないようなかみ合わせだったりして、顎が痛くなって来院され、再治療をさせていただいたこともあります。
大切なのは、抜く抜かない。ではなくて、ドクターの診断力と技術力なのです。
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子供の矯正治療の続き
お久しぶりです。パソコンの調子が悪く
、ちょっとご無沙汰でした。
娘にママのブログは読みにくいと言われた殮ので、もう少し読みやすく、短くしますね。
一つ前のブログの子供の矯正治療の続きです。
以前、二人のお嬢さんのお父様から、
「この子たちは、出っぱが治ったということだけでなく、
”がんばれば、成功する。努力すれば、願いはかなえられる。”ということを、矯正治療を通じて学ぶことができました。」
って、言っていただいたことがあります。
とてもうれしいお言葉でした。子供の矯正治療は常にこうありたい。と思っています。
矯正治療という体験が、単なる歯並びの治療だけでなく、子供たちの成功体験となって、将来、こぼれるような笑顔で思い切り活躍してくれますように
という願いを込めて毎日の診療にあたりたいと思っています。
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子どもの矯正治療
12月に一般歯科の先生向けの講演の依頼を受け、先ほどその事前抄録を書き上げました
。
「子どもたちの矯正治療は、子どもたちの毎日の生活に、そして将来に大きな影響を与える。できるだけ子どもたちの負担が少なく、子どもたちに最大の幸福を与えて上げられるような、そんな矯正治療を子どもたちに提供したい。」
その通りなんです。私も小さい時に矯正治療を受けました。出っ歯&ガタガタだったようです。その当時にすれば良い結果で、笑顔がご自慢の私になれました。主人も矯正治療をしていましたが、不幸にも失敗症例で
、ずっと暗い経験を引きずっていたようです。42歳になって再治療をし、今の明るい笑顔
になりました。
子どもたちにとって、矯正治療が成功体験となって、健康な歯だけでなく、それ以上のものとなっていくのか、ただただ苦痛として残るのか
、その差は大きいと思います。
放置するのもいけないけれど、安易に開始することも同じくらい危険であることを知って、たくさんの情報を集めたり、終了した人からの意見を聞いたりして開始すると安心ですね。
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Aさんの装置がはずれて、感慨もひとしお!
昨日、Aさんの装置がはずれました。装置をはずすときは、どなたの場合でもうれしいのですが、Aさんの場合は特別の感慨がありました
。
というのは、Aさんは、小さい頃から矯正治療を受けておられましたが、うまく治っていなくて、私のところへ相談に来られたのです。
「手術でしか治せないでしょう。。。」という私からの説明に、がっかりされ、また、医療への不信感から、開始をなかなか決心できずに、私に何度も質問のメールを送ってきておられました。
そんなAさんが、治療開始を決心されたときには、私にはいつもにも増して、重ーーい責任感のようなものを感じました。
術前矯正が終わって、外科の先生に手術をお願いするときも、どうかうまくいきますように。と祈るような気持ちでした。無事、手術も終わり、術後の矯正治療も順調に進み、安定もよく、手術後最短の6ヶ月で装置をはずすことができました。
午前中に装置をはずして、夕方、リテーナーの装着のために来られたときに、「お昼ごはん。美味しかったでしょう?」ってたずねたときに返してくださった笑顔が、最高でした。おめでとう!Aさん。がんばってよかったね。あなたの勇気と努力の結果です
Aさんの笑顔を見て、私も元気になりましたありがとう
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宝塚の花火
先ほどまで、宝塚の花火を見に行ってました。宝塚クリニックから、宝塚の花火がきれいに見えるんです。毎年、スタッフみんなで、宝塚クリニックに集まって、花火を見ながら、わいわいがやがややってます。
今年は、昨年よりも良かったようです。来年は、患者さんとご家族に来ていただこうかなぁなんて、話し合いました。
限られた人数になりますが、もし、開催することになれば、是非、応募してくださいネ。