上下にかけるゴムをしっかりかけるように言われていたのに、サボりがちだったMちゃんは、今月は、とってもがんばってきてくれて、その結果、歯並びの状態がとても良くなっていました
”今回は、とても良くなってるわね。ゴムをがんばってくれたのね”とお話しすると、
Mちゃんが、
”そんなのわかるんですか令”って、不思議そうなMちゃん。
そうなんです。わかるんです。
矯正歯科医は、”前回の歯並びの状態が、頭脳のどこかの記憶領域にちゃーーんとカメラの画像のごとく、残っているのです
それで、自分の調整の1ヵ月後の予測の画像も持っていて、それとぴったりだったら、患者さんの協力も良く、順調に治療が進んでいることがわかり、それと異なっていれば、何か問題があることを察知するのです
自分でもすごい能力だと思うのですが、長年、矯正治療ばかりしていると、そういう能力が異常に発達するようです
昔、矯正の医局に残ったばかりの時に、先輩のカメラ機能に驚いていたのを思い出しました
人間ってすごいよね!プロフェッショナルってそういうもんなんだよね!って改めて思いました
日: 2009年6月19日
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矯正歯科医には、高性能のカメラ機能が搭載!
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”歯”というとみんなが反応する学校
昨日、大阪府学校歯科医会の会議に出席してきました
平成21・22年度大阪府「生活習慣病予防を目指した歯・口の健康つくり調査研究事業」連絡協議会です。なっがーーぁ
今回の指定校に、お隣の豊野町の吉川小学校が選ばれました。
養護の先生いわく、「選ばれてからは、教職員のみんなが、”歯”という言葉に、反応してくれるんです!」
うれしいことです
これを機に、歯の健康、歯並びや咬みあわせが、子ども達の成長発育にいかに重要か、そして、成人した後の健康の維持にいかに大切かに、気付いただけるとうれしいな。と思いました