日: 2010年12月1日

  • 予防は治療に優る!をあらためて!

    先日、補綴(かぶせ物)専門の先生の講演会で勉強してきたとお話しましたが、

    ふと、私が毎日診ている光景と、補綴の先生のスライドとは、

    全く異なることに気付きました。

    骨がなくなって、抜歯せざるを得ない歯、

    かぶせ物がたくさん並んだ口腔内、

    それをインプラントや補綴物できれいに治していかれるのです。

    一方、イノウエ矯正歯科には、子どもたちや若い人たちが、

    予防のために来られますので、

    そういう光景はごく稀なのです。

    大人の方も、矯正治療の後は、

    ほとんど、その状態をずっとキープしていかれます。

    乳歯にたくさんの詰め物が入っていても、

    がんばって、予防すれば、虫歯のない永久歯列になれます。

    先日、臨床実習に入ったばかりの娘が、見学したときも、

    いつも大学病院と診ている光景と違う。。。

    と、つくづく言っていました。

    予防歯科を大切にする矯正歯科医になれて、本当によかったと思うのです。

    最近は、不正咬合も予防したくなって、がんばっています。

    予防は治療に優る!エラスムスの言葉を大切にしてきたいと、

    あらためて思いましたhappy01.gif