久しぶりの講演

コロナの合間をぬって、久しぶりの講演が終わり早1ヶ月が経ちました。

多い時は毎週のように伊丹空港から出かけていたときもあったのが懐かしい気分です。

最近は、不正咬合にならなくてもいい子が不正咬合になっている確率が高くなっているように感じています。

それも、外科的矯正治療を受けなくてはならなくなるまでなってしまっているケースが増えきているような気がしています。

それが、現在の子どもを取り巻く環境の悪化に関係しているように思えてならないのです。

出来る限りの改善を、大人達が心がけよう。保護者の方に伝えよう。というお話をしてきました。

私の悪い癖で、講演のぎりぎりまで、いろいろと考えたり調べたりするので、終わった時はボロボロ、後回しにした雑用が山積み、、、なんとか正常に戻れたのが今日、という感じなのです。

でも、このおかげで、いろんな新しい発見があったり、謎解きができたりで、うきうきしています。

姿勢のこと、筋肉のこと、口呼吸のこと、スピーチのこと、成長発育のこと、発生のこと、解剖学のこと、いろいろな繋がりがわかると、謎が溶けてきて解決法が見えてくる。(エビデンスとして検証することが難しい領域ではありますが、、、、)

もちろん遺伝もあるのですが、環境因子のところをもっと解決していくことで、不正咬合の予防、矯正治療の成績向上、治療後の安定がはかれると強く思うようになってきました。

歯並びの見栄えだけをきれいにすることが矯正治療ではないことをどんどんお伝えしていきたいと思っています。

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