鹿児島で講演してきます

10月 12th, 2016

”イノウエ矯正歯科のウリ”シリーズは、今日はお休みです。

今度の日曜日、鹿児島で講演しますnote.gif

タイトルは”歯並びの良い子に育てよう”

ちょっとした注意で予防できる不正咬合ってあるんです!

もちろん、遺伝的原因のために予防できない不正咬合も多いのですが、最近は、気を付けていれば矯正治療しなくて済んだのでは?と思われる症例が増えているよね。というのが、私たち矯正歯科医共通の印象です。

どうすれば、不正咬合を予防できるのか?

もし歯並びが悪くなってしまったら、どうやって治すのか?

矯正治療を始める前に気を付けておきたいことは何か?

をお話しする予定です。

たくさんのお母さんにお伝えしたい内容です。

がんばってきますねhappy01.gif

2016-市民公開講座-A4-初校-2

 

 

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イノウエ矯正歯科のウリ:その6かな?

10月 5th, 2016

その6は、「院長は患者さんのお口の中を一目見ると、患者さんがんばってくれているか、さぼり気味かが、すぐにわかる。」ということでしょうかsign02.gif

かな?とつけたのは、実習生の日誌の質問によって、気づかされたので、急きょご紹介させていただくことにしたからです。

イノウエ矯正歯科には、衛生士学校の学生さんが、実習に来てくださっています。毎日、実習日誌を提出してもらうのですが、その中に、「裕子先生は、患者さんががんばっているか、さぼっているか、なぜわかるのですか?」という質問がありました。

面白いところに気づいてくれたな。って思いましたhappy01.gif

そうなんです。矯正専門医は前回の患者さんの口の中の映像を記憶する脳の領域がかなり進化していると思っています。

その状態からゴールに向かうために、ワイヤーを選択したり、曲げたり、患者さんにはゴムをかけていただくようお願いしたりするのですが、それと同時に、次回にはこれぐらいの状態になっているだろうという予測画像を描いています。

1か月後、患者さんのお口の中を診せていただいたときに、その予測画像どおり、もしくはそれよりも良ければ、「すごくがんばってくださったんだな。」ということがすぐにわかりますし、それよりも悪ければ、「さぼってたかも?」ということになるのです。

実習生さんは、患者さん毎に、私が褒めたり励ましたりする姿を見て、不思議に思ったのでしょう。

先日のテレビで、「ロシアのシンクロナイズドスイミングの選手には、血液中の酸素が足りなくなると、脾臓から血液を出す能力が備わっていて、それは長年の進化の結果だ」と説明されていました。

矯正専門医も、”前回の口腔内状態と今回の状態を比較する。”という作業を毎日毎日、何十年も続けているので、その特殊能力が進化していて不思議はないと思っていますscissors.gif

 

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イノウエ矯正歯科のウリ:その5

10月 3rd, 2016

イノウエ矯正歯科のウリ:その5として挙げたいのが、「お母さん方と子ども目線での矯正治療」ですnote.gif

院長の私は、一男一女の母です。

衛生士の2人も、それぞれ2回の産休育休を乗り越えて、今もお母さん衛生士を続けてくれていますhappy01.gif

子育て経験があるかないかで、それも、毎日、間近にわが子と接したことがあるかどうかで、大きな違いがあると思っています。子どもはかわいい、子育ては楽しいというのは、みんなが納得することなのですが、経験して初めてわかる”未知の生物に向き合う難しさ”に悩み、葛藤した経験があるかどうかは、お子さんを診させていただくうえでとても重要だと考えています。

男の先生の中にも、子育てに熱心な方もおられるでしょうし、子どもを持っておられない女医さんでも、お子さんの気持ちがよくわかる先生もおられると思います。

いずれにしても、歯科矯正学の教科書や論文には書いていない子育ての要素を入れることが、子どもの矯正治療を成功させるのには不可欠だと思っています。

かわいいかわいい学童期、やんちゃな小学校高学年、何を考えているのかわからないエイリアンの中学生、ちょっと物分かりがよくなってきたかなという高校生、院長の私は、2人の自分の子どもたちだけでなく、大勢の子どもさんの成長を見届けてきました。

お母さんの気持ちにも寄り添ってきました。

矯正治療のことを話しているつもりが、いつのまにか、反抗期のお子さんを持つお母さんの悩み相談になっていることもしばしばです。

子どもに虫歯ができるのは、お母さんのせい!? 装置を使わないのはお母さんのせい!?

ちゃんと矯正治療が進まないのは、お母さんのせい!? お子さんのせい!?

(確かに、もうちょっとがんばってよ!という方もおられますが、、、)

「矯正治療が良い成績で終了しないことを、できるだけ、お母さんやお子さんのせいにしたくない。」という気持ちがイノウエ矯正歯科にはあります。

「子どもさんや養育者さんの気持ちに寄り添った矯正治療を心がけている。」それが、イノウエ矯正歯科のうり:その5でしたheart04.gif

 

 

 

 

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イノウエ矯正歯科のウリ:その4

9月 28th, 2016

「健康のための矯正治療を第一に考えている。」ということを、その4として挙げたいと思いますhappy01.gif

「矯正治療は歯の健康ひいては全身の健康のためにある。ステキな笑顔、きれいな横顔は、健康のためにがんばったご褒美としてついてくるものnote.gifとイノウエ矯正歯科では考えていますし、患者さんにもそう考えていただきたいと思っています。

ほとんどの患者さんは、歯並びの見た目が悪いのを治したいという気持ちで矯正歯科に来院されるでしょう。一般的に、矯正治療はルックスを良くするためにするものと捉えられていて、どちらかというと矯正専門医院は医療機関というよりも、美容院や美容外科と同じ範疇に入れられているような気がします。

もちろん、イノウエ矯正歯科でも美しい仕上がりを追及していますが、それは健全な口腔環境と正しい口腔機能に裏打ちされてこそ本物と考えています。

虫歯を防ぎ、歯周病を改善し、顎関節を管理し、口腔筋の正しい機能を獲得して始めて、本当に正しく美しい安定した歯並びが完成します。

矯正装置をつければ、必ずカリエスリスク(虫歯になりやすさ)は上がります。ですから、イノウエ矯正歯科では古くから虫歯予防に取り組んできました。院長は、開業当初北欧から入ってきたカリオロジー(虫歯予防学)をもとに、絵本を出版しています(どうしてむしばになるの/岩崎書店)。再版は確か13刷までいきました。初診患者さんには唾液検査を行ってカリエスリスクをチェックし、虫歯予防教室で理論と実践を学んでいただいています。矯正歯科医院での虫歯予防についての講演は、数え切れないほどさせていただきました。

歯周病に関しては、歯周病専門医の先生の講習会に参加して勉強してきました。重度の歯周病の矯正治療や、歯茎の手術を必要とする症例のために、全国的にも有名な歯周病専門医にパートナーとなっていただいています。

顎関節に関しても、歯型はすべて咬合器というあごの動きをチェックする器械に装着ししていますし、古くから断層撮影用の機械を入れ、現在は、CBCTという3次元で顎関節の状態をとらえることができるX線装置を備えて診査しています。

口腔筋機能不全に関しても、1998年にアメリカの口腔筋機能療法士のオフィスで研修してきました。不正咬合は間違った口腔筋機能が原因となっていることが多いため、その問題を解決せずに矯正治療を行うと、見かけは美しく並んでも正しく咬合させることができません。パッと見は良くても次第に崩れてきます。ですから、その3でご紹介した筋機能療法を1999年ごろより取り入れ、ずっと機能の改善に取り組んできました。たまに、「うちの子は女優じゃないので、そこそこの仕上がりでいいんです。」とおっしゃる方がおられるのですが、女優でなくても100点を目指さなければなりません。限りなく100点に近い歯並びは、装置をはずした後もすばらしい安定を見せてくれますが、そこそこのしあがりですと、1年後、2年後と少しずつ崩れていきます。その安定のためには、患者さんにも口腔筋機能改善にがんばって取り組んでいただく必要があるのです。

より良い結果をすべての患者さんに!というのが、イノウエ矯正歯科の願いですheart04.gif

そのために、より安心安全な矯正治療を!というのが、イノウエ矯正歯科の方針ですheart04.gif

 

 

 

 

 

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イノウエ矯正歯科のウリ:その3

9月 17th, 2016

口腔筋機能療法に取り組んで20年近くになるsign03.gifことです。

口腔筋機能療法って何?→口の機能を正しくするためのレッスンです。

お口がぽかんと開いたままになっていたり、つばや食べ物の飲み込みかたが間違っていると、歯並び、かみ合わせに悪影響を与えるということをご存じない方も多いのですが、歯並びの悪い患者さんのほとんどが、お口の機能の問題点を持っておられます。

ただ、歯を並べるだけの矯正治療ならそう難しくはないのですが、ちゃんと噛めなかったり、安定しないですぐに後戻りしたり、という問題をともないます。

お口の機能の問題が、悪い歯並びの原因になっているのであれば、その原因をたたかなければ本当の治療とは言えませんsign03.gif

イノウエ矯正歯科では、この問題に対し、もう20年近く取り組んできました。前回のウリ2でも触れましたが、経験のあるスタッフがトレーナーとなり、ずっと取り組んできています。

院長は日本口腔筋機能療法(MFT)研究会が学会へと発展するという記念すべき年に、教育講演を依頼され、お口の機能と矯正治療との関係、当院での取り組みなどを講演させていただきましたhappy01.gif

イノウエ矯正歯科のウリ:その3は、本物の矯正治療を保証するための口腔筋機能療法への取り組みでしたscissors.gif

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イノウエ矯正歯科のウリ:その2

9月 15th, 2016

イノウエ矯正歯科のウリの2番目は、有能な歯科衛生士の存在ですhappy01.gif

イノウエ矯正歯科には、6人の常勤の衛生士がいます。ベテランから若手まで、チームワークの良さが自慢であり、院長の私はとてもありがたく思っています。

矯正専門開業医が誇れるもののひとつが、歯科衛生士の充実だと思います。

歯科衛生士の矯正治療における役割は大きく3つあります。

1)虫歯予防:矯正装置がお口の中に入ると必ず、虫歯のリスクは上がります。それを抑え、虫歯を予防してくれるのが歯科衛生士です。イノウエ矯正歯科では、常に衛生士が歯磨き&フロスを行い、ご自宅での歯の管理方法を指導しながら、歯のクリーニングを行っています。

2)口腔筋機能療法(Myofunctional Therapy,MFT):歯を並べるだけの矯正治療では、必ず後戻りします。舌や唇の使い方が間違っていることが不正咬合の原因となっている症例も多く、原因をたたかなければ、”本物の治療結果が出せない。治療後が安定しない。”といった問題を起こしてきます。イノウエ矯正歯科では、その問題解決のために筋機能療法に取り組んでいますが、それを長年担ってくれているのが歯科衛生士です。もう10年以上もMFTを続けてくれている衛生士が3人もいます。その一人はMFTの講習会のお手本のコンテストで、金メダルを獲得しました!イノウエ矯正歯科の高い治療成績は、彼女たちに支えられているといっても過言ではありません。

3)患者さんとのコミュニケーション:イノウエ矯正歯科では、お母さん方に毎回、治療の説明をさせていただいていますが、院長がお話しできる時間は限られます。それをカバーしてくれているのが、歯科衛生士のみんなです。歯科矯正治療は長い年月をかけて行われますし、患者さんの協力を必要とする医療です。患者さんとの息のあった二人三脚がとても重要になります。イノウエ矯正歯科の歯科衛生士は、ドクターと患者さんとの架け橋をしてくれていますheart04.gif

他にも、いろいろと活躍してくれていますが、こういった歯科衛生士の活躍は専門開業医でなければ難しいでしょう。高い医療の質を保証するためには、矯正専門医に知識、経験、技量の充実が求められるのと同様に歯科衛生士にも不可欠です。治療成績の向上、快適な治療環境の維持に貢献してくれている歯科衛生士の存在、これがイノウエ矯正歯科のウリ:その2でしたnote.gif

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イノウエ矯正歯科のウリ1

9月 8th, 2016

ウリを紹介しますね。と言ってから早2か月!早いものです。

まず第一に、”院長が矯正歯科専門医であることsign03.gif”をあげたいと思います。

2006年に発足した日本矯正歯科学会の専門医試験第1回に合格し、その後5年毎の更新試験を受け、ちょうど先日、2021年12月31日までの資格証が届きました。

日本じゅうに、今でも300人ほどしか合格者が出ないとても厳しい資格試験です。実は、その昔、準備委員会の委員をしていました。試験はブラインドで行われれます。審査員が誰の症例かわからない状態にして、お互いみんな知合いですから、温情が入らないようにしているのです。世界じゅうの試験の中でも、日本矯正歯科学会だけだと思います。

矯正治療の質を保証するには、この厳正な資格試験がとても重要になるのです。

一般歯科や小児歯科の先生も矯正治療をされますが、専門ではありません。私たち専門医は、100人患者さんを診察すれば、100人すべてが矯正治療の患者さんです。100時間勉強すれば、100時間すべて矯正治療に関することです。

矯正治療は、一人ひとりに合わせた治療方針の設定がとても重要になりますから、経験、勉強の量がダイレクトに治療の質に影響してきます。

先日、アジアオセアニア地域の学会に参加してきましたが、その際、「インドネシアの矯正歯科医会の女性会長さんが、矯正治療の質を保証して患者さんを守るために、矯正専門医だけを会員にすることとした。」という衝撃的なお話を知りましたeye.gif

日本では、長い間、矯正専門医制度が統一できておらず、患者さんには、質の高い矯正治療ってどんなもの?どの診療所に行けばいいの?というのが、患者さんによくわからない状況が続いています。

インドネシアの学会長さんの、”患者さんを守るため”という英断の凄さに敬服しました。

自分で言うのもなんですが、大学の矯正科で診療を始めてから、5000人近くの患者さんを、一人でずっと診させていただきました。虫歯治療はできませんが、矯正治療に関してなら、経験、知識、技術、情熱!そんじょそこらの人には負けないつもりです。

イノウエ矯正歯科のウリ、その1でした!

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イノウエ矯正歯科の”ウリ”はなんですか?

7月 20th, 2016

昨日、初診相談におみえになった男の子のお父さんに、

「何か、ご質問はありませんか?」って、お伺いしたら、

「イノウエ矯正歯科の”ウリ”はなんですか?」

との、突然の質問にびっくり eye.gifsign02.gif

なんでも、4つの矯正専門医院を回ってから、お子さんの行くべき医院を決めようと思っているとのこと。

素晴らしいsign03.gif

最近は、矯正治療を行っている歯科医院が増加し、また専門開業医でも方針が異なる場合が多々あるという状況下で、各医院の”ウリ”を聞いて、ご自分のお子さんに合った医院を選び抜こうとされている姿に感銘を受けました。

一瞬びっくりした私でしたが、目的が理解できた後は、立て板に水のごとく、お話しさせていただきました。

イノウエ矯正歯科の”ウリ”を自分で話しているうちに、そういうことを皆さんに知っていただく必要があるということに気づきました。

気づきの機会を与えてくださったお父さんに感謝していますnote.gif

これから、少しずつ”イノウエ矯正歯科のウリ”を紹介させていただきたいと思っていますhappy01.gif

 

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矯正治療のトラブルの原因

7月 9th, 2016

最近、矯正治療のトラブルが増えていることが問題になっているようですweep.gif

その原因について、いろいろと考えていることを順番にお話ししてみたいと思います。

まずは、”どれひとつとして同じ症例はない。”ということをお話ししたいと思います。

インフルエンザがどうかの診断は、鼻に細い綿棒を突っ込んで、それを検査キットに入れて、陽性か陰性かをチェックします。陽性と出れば、イナベルとか、タミフルとか選択肢は少しあるようですが、お薬を処方します。その方法は、ほぼ統一化されているといっていいでしょう。どの医院に行っても、検査。診断、治療方針がほとんど同じなのだと思います。

しかし、矯正治療は異なります。

一人一人状態は異なるのです。

見た目には出っ歯に見えても、下あごが大きい場合もありますし、受け口の患者さんの前歯の様子は同じでも、骨格はさまざまで、簡単に治る症例もあれば、成長発育期に下あごが大きく伸びてくる症例もあります。

先天性欠如歯という歯の数の不足や、埋伏歯という歯が生えてこない状態などを伴っている場合もあります。

単なる八重歯に見えても、ただ歯のサイズが大きいだけでなく、上あごが小さすぎるという骨格性の問題を伴っていたり、それが舌の位置に原因するものだったり、それはそれは複雑です。

それを、矯正歯科医は、問診票、歯型(咬合器という機器につけて嚙み込みの際に顎のずれかないかのチェックもします)、レントゲン写真・口腔筋の機能検査(飲み込み時の舌や口唇の動き、安静時での様子を調べます)などの結果を診て、診断、治療方針の決定をしていきます。

レントゲン写真には、*歯の全体の様子をとったものと、部分を詳しくとったもの、*顔を前からと横からとったもの:セファロと言います。横顔の写真はトレースをして、コンピューターで分析して、平均値を比較してどの部分がどうずれているのか、どういう特徴があるのかを調べます。*顎関節の様子を診るもの *3次元的な歯の位置関係を調べるためのCTがあります。

診断の際には、難易度を見極める力が必要とされます。また、治療方針の立案には、いかに患者さんの負担少なく、確実に治療できるかを考える力も必要です。

一人一人の症例について、私たちは、お休みの日に頭をひねって考えています。一人1時間以上考えていることもあります。

いくつか治療の選択肢をあげて、その長所・短所を列挙して、患者さんといっしょに相談して決定することもあります。

その際に必要とされるのが情報量です。

情報には、いわゆる教科書や文献から得られるお勉強的なものと、経験から得たものがあります。

私たちは矯正専門医は、通常は、大学の矯正学の医局で教科書や文献を読みながら、先輩の下で、お手伝いをしながら経験を積みます。

独立してからも、雑誌の購読やネットで最新の情報を収集しながら、1症例1症例の積み重ねで経験を増やしていきます。

子どもたちの場合、自分の治療結果が出るのに10年以上かかる場合もあります。

矯正医が一人前になるのには、どうしても時間がかかるのです。

新患数をHPに掲載されている医院があるようですが、私にはその理由がわかりません。新患数よりも、治療を終了した症例数が重要だと私は思います。それも、一人ひとりの医師の経験数が大切であって、病院のトータルの数は、その医師の診断能力・技量には関係ないと私には思えるのです。

”矯正治療は奥が深く、難しい”

私は、矯正治療という分野が大好きですheart04.gif。難しくてたいへんだけど、毎日が新鮮で、緊張があるからですlovely.gif

命の存続とは遠い存在だけど、その人の生き方を前向きにするお手伝いができる医療だからですheart02.gif

トラブルが減って、”矯正治療を受けて、本当に良かった”って言ってくださる方が、世の中にどんどん増えることを願っていますhappy01.gif

 

 

 

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子ども矯正治療

6月 5th, 2016

最近、お父様の転勤のために、矯正治療を途中からを引き継ぐ場合や、他院で治療を受けていて、なんだかおかしいからと転医をご希望される場合に、この治療は???と考えさせられてしまうことが増えているように思います。特にここ数か月、子どもさんのケースによく遭遇するので、心配しています。子どもの矯正治療が普及してきたからかもしれません。sad.gif

成人のように複雑な装置を使わないために、「子どもの矯正治療は容易である」と、歯科医師もお母さん方も考えがちなのですが、子どもの矯正治療の方がむしろ、奥が深く、難しく、慎重に開始しなければいけないということをお伝えしたいと思います。

たまたま簡単な装置で簡単に治ってしまう症例もあるかもしれませんが、子ども矯正治療は、成長発育や習癖などが絡んできて、とても複雑なのです。

もし誤った矯正治療を行ってしまったり、有効な治療を施さずに過ごしてしまったりすると、元には戻れないという恐ろしさを持っています。

成人の場合には成長発育がないので、なんとかやり直しができますが、子どもの場合は、開始前の年齢に戻ることができないので、やむをえずその続きからの治療しかできないのです。成長がゆがめられてしまったり、顎関節症を引き起こしてしまったりしている場合もあります。

「患者さんも先生も泣いている。」ということを聞いたことがあります。本当に残念なことですweep.gif

子どもの矯正治療こそ、安易に考えないで、慎重に判断して矯正治療を開始してほしいと思っています。scissors.gif

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